大隕石の跡 バリンジャー・クレーター Meteor Crator [2016 USA Puerto Ricoの旅]

meteor crater.jpg

隕石や鉱物なんてのは興味のない人には眠たくて仕方のない話題だ。
僕もそれだけを見せられて講釈ぶたれたらつらい。でも河原で変わった石を
拾ったりキャンプで流れ星を見たりするとそういうものに俄然興味が沸いて
くるから不思議だ。

今回、道のりの途中に大隕石が落ちて出来た穴があると知ってこの目で見て
みたくなった。

訪れたのはホールブルックとフラッグスタッフという町の間あたりに位置する
バリンジャークレーターだ。wikipediaによるとここは今から約5年前に宇宙から
飛来して落ちた隕石によって出来たクレーターで直径約1.2-1.5キロメートル、
深さ約170メートルとのこと。このあとの説明がまたすごい。ちなみにウィキ
ペディアは個人が書いている情報で正しくない場合も多いので参考のみに留めて
おいて欲しい。以下ウィキペディア抜粋。

バリンジャー・クレーターを作ったのは直径約20 - 30メートルの鉄金属隕石 である。隕石は太陽よりも輝かしく燃えながら大気圏を通過し、時速4万キロ メートルを超える速度で落下したと考えられる。そして、地上に激突した隕石は 凄まじい爆発を引き起こした。そのエネルギーはツングースカ大爆発の3倍を 超えると推測される。
(以下一部省略)

衝突地点ではあらゆる物質が融解・気化し、高温高圧によって炭素からダイヤ モンドが生成された。衝突によって生成されたダイヤモンドはクレーターの ごく近くと、ディアブロ峡谷でのみ発見されている。衝突はマグニチュード 5.5以上の地震を引き起こし、クレーターの外側にあった30トンの石灰岩の塊を 突き動かした。

衝突地点から半径3キロメートルから4キロメートル以内の生物は、衝突と同時 に死滅した。その後、衝突によって発生した巨大な火の玉によって半径10キロ メートル以内のあらゆる物質を焦がし、時速2,000キロメートルに及ぶ衝撃波が 半径40キロメートル近くまで広がり、半径14キロメートルから22キロメートル までのすべてを何もない荒野に変えた。しかしながら、この衝撃が地球の気候 に大きな影響を及ぼすことはなく、100年ほどで動植物が再び根付いた。

クレーターを見た瞬間はやはりそのスケールに圧倒された。
しかし、その後館内で月のクレーターとの比較図を見たときに戦慄が走った。
目の前のクレーターでさえスタジアムが数十個入る規模なのに、月のクレーター
はこのクレーターが数百個入る大きさだという(うろ覚えの情報です)。
月のクレーターを実際に見たとしたら、その広さ、深さに恐怖を覚えるかも
しれない。

_DSC3406.jpg

_DSC3404.jpg

_DSC3384.JPG
化石化した木。2億年以上も前に出来たと推定。クレーターの近くに「化石の森国立公園」
がある。
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