コーチのベルトで思うこと デザートヒルズ アウトレット [2016 USA Puerto Ricoの旅]
パームスプリングでDesert Hills Outletに寄った。
砂漠の中にあって、そのロケーションが素敵な広大なアウトレットだ。
ここは記憶が定かではないのだが、確か15、6年ほど前に訪れ、コーチの
ベルトを買ったことがあり、今回もそこを目当てに訪れた。
自分はブランド志向ではない。
そもそもブランド品を身に着けるような身分ではない。
ただたまたまそこで見たコーチのベルトが割安なうえに、品質、デザインともに
優れていたから購入したまでだ。
そのベルトは15年経った今でもしっかりしていて日々愛用している。
さて、15年前のコーチにはプレミアム感があったが、今回のアウトレット
ではその思いはもうなかった。置いてある商品のデザインがなんとなく
垢ぬけてなく、品質もいまいちだった。
品質について言えば、15年前に買ったベルトはバックルが真鍮製で、
革の厚みもしっかりあったが、この再訪時に見たベルトはシルバーメッキの
安っぽいバックルで革の厚みもペラペラだったのだ。
コーチもこの15年で大きく成長したんだろう。
そして、顧客層もより大衆化したことは間違いない。
それに伴い、大量生産するようになり、品質が落ちて行ったと推察される。
そこでふと考えた。
自分の身に着けるもので15年程度経っても、今でも使っているものって
他にあるだろうか?
なんと靴が1足だけだった。
10年選手は結構いるが、15年はほとんどいない。
つまり、途中で駄目になるか、飽きて捨ててしまったのだろう。
思わず、自分のモノの選び方、モノとの接し方について改めて考えさせられた。
まだまだ甘い!と。
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