ジョージア オキーフに会いに [2016 USA Puerto Ricoの旅]

20世紀のアメリカ現代美術を代表する女流画家の「ジョージア・オキーフ」
の絵をずいぶん前に見てから一度訪ねてみたいと思っていたのが、
ニューメキシコのサンタフェから数十キロ北へ行ったところにある
彼女の住まいだ。

ニューヨークで生活していた彼女は62歳から98歳で亡くなるまでの
30数年をアビキュー(Abiquiu)とゴーストランチ(Ghost Ranch)の
2つの家で過ごした。

今回は前日にサンタフェのジョージアオキーフ・ミュージアムで彼女
の絵を見てから翌日のアビキューの家を訪れるツアーに参加した。
そのため、アビキューインというホテルに宿泊した。この日は例外的
に寒く、部屋の暖炉が有難い。宿は自然の中にポツンとあるので
夜になると満点の星が見られる。夜中に車で近くの山道に分け入り
ヘッドランプを消すと満天の星と流れ星を見ることが出来た。
恐ろしいほどの静けさだ。途中ヘッドランプが野ウサギの姿を映し出した。

昼間見たオキーフの家は居心地が良さそうだった。しかし、太陽が
沈んだ夜は寒さと静けさが襲う。来客は多かった様子だがそれでも
使用人を除いては一人の時間が多かったことだろうから、孤独を
感じてもおかしくない。実際はどうだったのだろう。彼女の絵も
さることながら、こんな厳しい自然の中で数十年暮らした彼女の生き方に
魅せられる。

家の中のあちこちに集めた石が置いてあった。
比較的大きめの石達で石好きの自分にとっては飽きることがない。
石、木、骨は彼女が好んで部屋に置いた素材だ。これだけ圧倒的な
自然を毎日眺めていたら人工的なものには興味がなくなるのかも
知れない。大きな窓から雄大に見える岩山を見ていてそう思えた。

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中庭へと抜けられる客室。ガス暖炉がポカポカ。

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床はテラコッタタイル、チェアはメキシコ製の豚革ソファ。

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夕食に頼んだリブアイステーキが美味しい。

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サンタフェにあるジョージア・オキーフ ミュージアム

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ジョージア・オキーフのアビキューの家。

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ツアーでのみ見学出来る。

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ガイドが庭を説明中。写真は家の外のみ可能だった。

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家からみた景色。

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アビキューの家からさらに北へ進んだところにあるゴーストランチ。
環境はより過酷だ。

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ゴーストランチへの近郊で見た岩山

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乾いた景色が広がる

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ゴーストランチでみた施設。教育のための宿泊プログラムがあるようだ。

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